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ポニーキャニオン

グループ:DVD

ランキング:5119

価格:¥ 5,231

発売日:2001-02-07

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レビュー(Amazon.co.jp)

   とにかくトム・クルーズに完敗! 乾杯! 性のカリスマ伝導者フランク・T・J・マッキーが彼の役どころ。ギンギンギラギラSEXを説く姿は、まさに水を得た魚のよう。ゴールデン・グローブ賞優秀助演男優賞に輝いたのは大いに納得。
   はてさて偶然か必然か? この世の不思議なめぐり合わせ。一見ばらばらだったことが、ある瞬間1つに繋がることがある。人は自分の生き様を自ら問う瞬間があるのかもしれない。この映画はその瞬間を、想像を絶するカタチで見せてくれる。この物語のキーワードとなるラストシーンは圧巻だ。
   監督は『ブギー・ナイツ』でその名を馳せたポール・トーマス・アンダーソン。本作でアカデミー賞ノミネートをはじめベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)受賞。20世紀を代表するヒューマンエンターティメントして拍手喝采!(ソラノリンゴ)

カスタマーレビュー

奇跡は起こりうる あなた次第で  (2008-11-12)
映画も音楽も自分を現実社会から一定の時間解放してくれるモノ。
それ以上の価値のあるモノでもある。
この作品のオチにケチをつける気にはならない。

登場人物たちは、普通に生きていく上で色々な悩みや障害を抱えている。
TV業界の話が中心ではあるが、これは現代で色々な悩みを抱える人々の話でもある。
通勤・通学・家事でいつも変り映えのしない出口のみえない日常。
リアリティなんか追及しても何も起こらない日常があるだけ。
こんな日常から解放してくれる奇跡が起きて欲しいとも思っている。
マトリックスみたいにね。
擬似体験でもいいから、映画ではせめてそんな奇跡を見たい。
PTAはあのオチでそんなカタルシスを与えてくれる。
社会で悩みながら生きる者を優しくすくい取り、また定点にそっと戻してあげる。
少しの前向きな気持ちを付加して。
パンチドランク・ラブの根底にもそんな気持ちが垣間見える。

若くて才能がありスタイリッシュに見えるがとても人間臭い監督。
笑いながら、暖かい眼差しでPTAは悩みや障害を抱えて生きる人々を見つめてる。
好きな監督だ。

気になる監督のひとり。  (2008-10-19)
 未来のノーベル文学賞作家と目されている日本人作家があきらかにこの映画を観たのではないかと推測される小説があるが、どうおもわれますか?どちらも結構好きだからいいけど。
物語とは何の脈略もない突然の事態で終末を終えるというのは、たとえば水戸黄門の最後の印籠ですべてを問答無用に解決する結末や、昨今の日本のお笑いの素っ頓狂なオチの部分に通ずるものがある。ここではいちいち論じる気はないが、学んで身につけられるセンスではない。 この監督は気になる才能の持ち主ではある。

好きな女に無理やり見せてしまい、酷評された映画(汗)  (2008-06-05)
人間は、小さい。
どんなに努力したつもりでも、人間にはできないことがある。

自分が大切だと思っている人を、心から愛せないことがある。
思いやっているつもりで、深く傷つけているだけの事がある。

この映画では、そんな人々に、救いの手が差し伸べられる。
人間には不可能で、そして、なにも押し付けない方法で。

最初、この映画を見たときに、なんて、幸福な映画だろうと思った。
意味はわからなかったけど、なんとなく、そう感じた。
そして今、あらためてそう思う。

そうだ、人間にはどうしようもない事がいくつもあるんだ。
それで良いじゃん。

人間は、小さい。
映画の中で起こったようなことは、現実には起こらない。
そんな束の間の幸福だった。
でも、そうだろうか?映画の中の少年は「起こりうる」と言った。

今の自分には、微塵も想像できないようなことが、
明日には起こるかもしれない。



クソ(失礼)みたいな気分に陥ってる人には、試してみて頂きたい映画です。
なんの癒しにもならなかったら、ごめんなさい。

アメリカでは実際有り得そうな出来事たち・・・!  (2008-04-27)
ダウンタウンの松ちゃんが「この映画を観て理解できる人はアホ」
といったそうですので、どんなに難しい映画かと思って
怖々観始めましたが、思ったよりはわかりやすく、
音楽のすばらしさとともに楽しめました。監督は鬼才だと思います。
「次の瞬間なにが起こるかわからない」
「普通に見える人が実は普通じゃないかもしれない」的怖さは
非常にアメリカ的。
最後のほうで「やりたいことをやりたいようにやれば人生悔いなし、
という人も居るかもしれないが、それは違う」とジェイソン・ロバーズ
が言った言葉にはまさに納得。

ベストワン  (2007-09-05)
自分の人生を変えたいと思っている時期に観て、生きてゆく勇気をもらった、とても特別で思い入れの強い作品です。
これまで観てきた幾多の映画の中で、この作品ほど人間の誰もが抱える矛盾、その強さと弱さ、愚かさと美しさ、深刻さと滑稽さ、人生の無常観を描いてると思えた映画はありません。

普通の人々の、日常におこるとても些細なくだらない出来事が、当事者にとっては切実で深刻な大事件であったりするということ。
人は知らず知らずのうちに人を傷つけ、そしてまた傷つけられながらしか生きられないということ。
人生の途中で立ち止まり、自分を顧みて自らの過ちに気づき、また再生しようとすることの意味。
人を愛するということの難しさ。
そして、人生には信じられないようなこと(奇跡も悪夢のような出来事も含め)がおこりうるということ。

それらのことが、それぞれのエピソードで描かれていて、その全てが僕の胸にはつきささり、沁みました。

ただ、ここまでほめちぎっておいてなんですが、誰にも自信を持ってオススメできる映画ではありません。
とても重く、長く、くどく、説教臭く、わかりづらくもあり、残念ながら、万人受けする作品ではないかなとも思います。
これは映画というもの全てにあてはまることだとは思いますが、とにかく僕個人にとって強く訴えてきた作品だったということです。

他者から、耐えがたい裏切りをうけた、或いは他者に対してしてしまった方。
他人に言えない、或いは言っても理解されないような、強い悔いを抱えてる方。
自分を見失ってとり返しのつかない過ちを犯してしまったことがあり、その過ちに対する苦しみを一生抱えながらも、生き直そうとしている方。
なかなかうまく人を愛することができないけれど、愛したいと切望してる方。
暗闇の中で、光を求めている方。

そんな方々にはオススメしてみたい作品です。