アイテム詳細

橘 玲

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:620

価格:¥ 788

ポイント:7 pt

発売日:2006-04

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黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

カスタマーレビュー

結論はシンプルだが語り口が楽しめる  (2008-08-13)
言っていることは単純明快で,インデックス投資をしなさいという事ですが,その結論に至るまでの語り口が軽妙で非常に面白い本です.

間違って売りに出されたジェイコム株を買って大儲けした男の話や,ライブドア事件のファイナンス的な見方など最近の話題で「そうだったのか」と思わず納得してしまう話や,伝説の投資家の話などを交えて株式投資の世界を解説しており,株に興味のない方でも読み物としても楽しめると思います.著者の本業は小説家なので,当然ですね.

読み物として面白いだけでなく,金融商品を買う上で抑えるべきポイントはきっちりと説明されていますし,いかがわしいキャンペーンやぼったくり商品の見極め方などの話もあり,実用的にも役に立つ本ではないかと思います.

「仕掛師」橘玲氏による、金融資本主義社会のアノマリーをつく、解剖学  (2008-08-06)
『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』の前に書かれた本書は、
その原型になったということですが、またまた、楽しませていただきました。

今回は、最初に「ジェイコム男」「ホリエモン」「(永遠の旅行者)
デイトレーダー」という、「金融資本主義社会」の隙間をついて、
そのメカニズムのひずみを白昼にさらした人種をアイコンにした導入から
始まって、どんどん、証券投資の真髄に迫っていきます。

中段から後半は、おとくいの、モダンポートフォリオ理論を核とした、金融
工学理論と、名だたる投資家と投資ストラテジーを引き合いに、読者に知的
興奮を大いに与えつつ、底知れぬ恐怖と、その裏腹に、巨万の富を得る機会を
も市民に与える、ある種、根源にギャンブル性を深く埋めた、このマネー
ゲームの世界をサバイバルするための、高度な指南を開陳しています。

最後には、自虐的に「トーシロ投資法」とかけていますが、その内容は、
凡庸な教科書でははるかに及ばない、きわめて、きわどい投資手法を
(一見)理路整然と展開し、これまた、自虐的かつアナーキーな姿勢で
締めくくるという、読者の神経をさかなでしつつ、読み始めたらとまらない、
たまらない、橘玲「節(ぶし)」でしまくくっています。これがまたいい。
最後には、とても参考になり、ほとんど全部必読書といえる参考図書まで
掲載。新書とは思えない、満足な一冊です。

非常にわかりやすい  (2008-07-31)
投資についてのわかりやすいテキストです。
これを基本にして、むずかしめの本にステップアップしたらいいと思います。

えっ?投資してないの?  (2008-07-19)
十分楽しめました。投資の仕組みもわかりやすく入門向けです。
ただ、最後まで釈然としなかったのは、著者がすでに投資を止めてしまっていること。
まぁ、それは裏返せば投資とはギャンブルということを体現しているのかもしれませんが。
成功者じゃない人が書く投資本ということで、割と客観的だったのが、好感が持てました。
今度は、失敗者が書く投資本もいいのでは?と思いました。
でも売れないか。。。

臆病者向け  (2008-07-17)
やや古めだけど今でも人気がある投資本の内容を分かりやすく学べるいい本だと思います。あくまで古い本の内容ですが。
何かに突っ込みを入れるたびに話の前提が二転三転しているので、「毒がある」というよりはちょっと馬鹿っぽい感じがします。
いつも思うのですが、効率的市場仮説の話が出てくる本では、経済学者は知の結晶であり、市場に対する理解が最もある知的な人間であるという前提を置かれることが多いのが不思議です。一般的に、経済学者は、むちゃくちゃな前提を元に役に立たない理論を作ってるって思ってる人が多いんじゃないでしょうか? その最たる例として「神の見えざる手」を馬鹿にする人たちも、ほぼ同じような仮定である「効率的市場仮説」に関しては正しいに違いない!って思っちゃうんでしょうね。
そういう不思議な思考に陥ってしまう理由は、現実から乖離したむちゃくちゃな例え話を積み上げて橘氏が実際に実行した投資法でジェイコム男並に稼ぐ方法が書かれた第1章を読めばよく分かります。
なんといっても第1章第1節のタイトルは「寓話としてのジェイコム男」である(笑)
「…彼ら(金融のプロたち)が、ジェイコム男氏の存在をこの世から抹消したいと願っている…」とあるが、彼の存在を抹消したいと願っているのは橘氏のようである。
さらにこの人はホリエモンまで「ヴァーチャル」な「キャラクター」と書いている(笑)
これが臆病者の成れの果てなんですかね。